たわごとです



 レイラ本人は結構気に入っているんですが(^^;
これを思いついたのは原作を全部読み終わった後。
いくらなんでも皆バタバタといなくなりすぎだろーって思ったところから出てきました。
設定はもちろん闘いが終わって、皆がバタバタとそれぞれの路を歩み始めたあたり。
いきなり静かになった神谷道場で、薫は仲間に手紙を書きます。

 皆それぞれの事情もあったし、思うところは沢山あったと思うけど、自分の気持ちを素直にストレートに表現して、しかも行動を起こすとなると薫からかな・・・と思って薫が出発点です。
だって他の剣心組の誰があんなこと進んで書くよ?(笑)



 というわけで、薫編
たぶん、変化に一番戸惑いがあって、寂しいと思っていたのは薫だと思う(なんせ心の準備ができてなかったんだから)し、今まで怒涛のように過ぎた日々から一転して平和で穏やかな日常が戻ってくる。
薫としては落ち着いて先のことを考えるよりも、まず過去になってしまった闘いの日々や、各々との出会いなんかを思い出しては、今の日常と比べて「いいことなんだけど寂しいな・・・」とか思うんじゃないかと。
 仲間との絆を疑うわけじゃないんだけど、胸のもやもやは収まらない。
なにか形にしてみたくて、「また皆会えるよね」とか「私たちずっと仲間だよね」とか書きたかったのが、いろいろ思い出しているうちにあんな感じのお手紙になってしまったとゆう・・・。
そんな感じです。



 続いて剣心編
そりゃ、一緒に住んでるんだから返事だって早いだろうってことで(笑)
先に挿入されていた和歌の説明からしちゃうと
両方とも万葉集からの引用です。(ちなみに詠ったのは女性だったと思う)

ぬばたまの その夜の月夜 今日までに われは忘れず 間もなくし思へば
意味:お会いしたあの夜の月を、今日になるまで私は忘れません。
    あなたのことをいつも思っていますので。

吾が命の 全けむかぎり 忘れめや いや日に異には 思ひますとも
意味:私の命が続く限り、あなたを忘れることはないでしょう。
    今以上に想いが募っていくことはあっても。


モロ口説き入っているんですが・・・(−−;
ええ、薫の心情に応えている風を装いながら、思いっきり口説いてます。
スケコマシ度100%出しまくりなんですが、ここまでやっても薫は「これってもしかして・・・」くらいしか思わないでしょうね、きっと・・・(ああ、おもしろい)
10年も放浪していた奴に、和歌の知識があるなんてとてもじゃないけど思えない!
的なツッコミは勘弁してください。恋に不可能はないってことで(笑)

壁紙は、剣心と薫が出会った月夜をイメージしました(満月だったのよ)



 そして弥彦編
薫編と剣心編は結構スムーズにいったのですが、この弥彦編あたりから書くのには苦労しました。
細かな書き分けができない私にとって、弥彦と左之助はだぶる部分があるので、途中ごっちゃになってしまったりして、何回も書き直ししました。
それでもあんなもんなんですが・・・(泣)
 弥彦にとって薫という存在は、普段は意識していないけど、剣心と同じ(もしくはそれ以上)に大切な存在なんじゃないかと私は思ってます。
なんだかんだと剣心より薫にからんでいることの方が多いしね。
弥彦にとって憧れの存在は剣心だけど、身近な存在となると薫しかいないのではないかと・・・。
その辺を頭に置きながら書くとあんな感じに。
実際あんなことは思ってても絶対に表に出さないと思うのですが、そこはまあ、たまにはってことで(^^;



 溜息の恵編
初めに、ごめんなさい。
文章にまとまりがなくなってしまいました・・・恵ほどの才女なら、もっと知的で切れ味鋭い文を書くのでしょうけど、私には無理でした(泣)
さて、恵編。恵って原作をそのまま流し読みすれば、一番貧乏くじを引いた女性じゃないでしょうか・・・
どう転んでも幸が薄い。阿片作っていた時は当然ながら、助かって陽のあたる路を歩けるかと思えば剣心に惚れて失恋。
なのに惚れた相手は怪我ばっかするから治療してやらなきゃいけないし、恋敵はすぐいじけるし、でも憎めないしで板ばさみ。事件も休む間もなく起きてくれて、距離を置いて考えたくてもそんな時間すらない。
まさに「これじゃ想いを断ち切りたくてもできないよ」状態。
ストレス溜まりまくりで、いっそ一服盛ってやろうかと計画しないのが不思議なくらい。
性格はともかく、美人で頭もよいし、家事も当然上手なんだから、もっと他にいい男は見つかるだろうにねぇ・・・
 文中の 「取引の材料に使われて、剣さんの枷になるくらいなら 私は死刑台のほうを選ばせて頂くわ」と「さよならも言ってもらえなかった私の気持ちなんてわからない」の台詞は、恵の台詞の中で一番好きです。
原作前半の余裕のない薫には逆立ちしたって出てこないし、わからない気持ち。
なんかこの人見ていると、大黒摩季の「夏が来る」を思い出すのは私だけ?



 最後の左之助編
裏表のない性格で兄貴肌な左之助。頭に血が上りやすい熱血漢で友情にも厚いと。
いい男ですね、ほんとーに。そんな男が狭い日本にいられなかったというのは、寂しいけれどわかる気がします・・・
うーん、でもいつか帰ってきてねv(笑)
原作でやたらと恵とからんでいるくせに、はっきりとしないまま国外逃亡・・・もうちょっとなんか欲しかったなーと思いませんか?
結局のところどうなのよ? というのがお預けのまま。
まあ、仲間内だけでくっつくのもベタすぎて嫌といえば嫌だけど。
外国に行ってしまってからの佐之助は、とりあえず前しか見ていないので文章的にも明るめ。
でもやっぱり東京での生活は胸の中の小さな棘みたく、いつまでも自分を刺激してくれる思い出として大切に思っているのではないかと(^^
思い出すのは「譲ちゃんのまずい飯」なんだろうなーと思って書いてみました。